播磨灘イカナゴ漁況予報2026発表|3海域で昨年同様厳しい漁模様か

イカナゴ漁獲量に暗雲。兵庫県水産技術センターが2026年の漁況予報を発表。播磨灘、大阪湾、紀伊水道の3海域で厳しい漁模様が予想されるとのことです。
2026年イカナゴ漁況予報、厳しい予測
2026年のイカナゴシンコ漁獲量は、播磨灘、大阪湾、紀伊水道の3海域すべてにおいて、平年を大きく下回る見込みです。兵庫県立農林水産技術総合センター水産技術センターが発表しました。
この漁獲量低迷の背景には、親魚の産卵量と稚仔(チシ)の分布量がともに低い水準であることが挙げられます。近年、イカナゴ資源は厳しい状況が続いており、回復の兆しが見えていません。

親魚・稚仔調査の詳細
主産卵場である鹿ノ瀬(かのせ)で行われた親魚調査では、親魚密度が平年を大きく下回る結果となりました。文鎮漕ぎ1曳き当たりの採集尾数は11.5尾で、平年値(昭和61年~令和5年の平均値165.8尾)を大幅に下回っています。産卵量指数も0.15と、平年値(2.96)を大きく下回る低水準です。
稚仔の調査では、播磨灘、大阪湾、紀伊水道のいずれの海域においても、1地点当たりの平均採集尾数が平年を大きく下回りました。播磨灘では0.05尾(平年8.2尾)、大阪湾では0.5尾(平年12.2尾)、紀伊水道では0.2尾(平年2.5尾)となっています。
今後の見通しと資源保護の重要性
稚仔の成長は水温に影響を受けますが、今後の水温は平年並みに回復すると予測されています。そのため、稚仔も平年並みの速度で成長すると考えられます。
しかし、イカナゴの資源量は近年危機的な状況にあることから、産卵親魚を最大限に残すための取り組みがこれまで以上に必要です。
国立研究開発法人 水産研究・教育機構 水産資源研究所の調査でも、備讃瀬戸における親魚密度、仔稚魚の出現量ともに過去最低をさらに下回っており、資源状態の悪化が示唆されています。
情報ソース
スポット情報
兵庫県立農林水産技術総合センター 水産技術センター
この記事を書いた人
さやか
加古川出身、明石在住8年の35歳。6歳と3歳の子育て中の元保育士。播磨エリアの子連れスポットに詳しい。「無料」「駐車場あり」「トイレきれい」など、ママ目線でリアルな情報を伝えます。
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